トリュフチョコレートを作るための製菓材料「クーゲル」をご存じですか?
中が空洞になった球体のチョコレートのことで「トリュフボール」や「トリフシェル」という名前で売られていることもあります。
手作りトリュフチョコレートを作る際には、このクーゲルがめちゃめちゃオススメなんです!
※クーゲルとはドイツ語で「球」という意味です(*´∀`*)
「クーゲル/トリュフボール」をおススメする理由
①難しい工程を簡単に済ませられる
通常トリュフを作る際…
- ガナッシュを作り、絞れる温度になるまでゆっくりと温度を下げる
- ガナッシュを同じ大きさに絞り出し、手で丸める
- よく冷やす
- テンパリングしたチョコレートを使って、トランぺ前の薄皮チョコレートを付ける
という工程があるのですが。
クーゲルが「薄皮チョコレート」の役割を果たしてくれるので、空洞の中にガナッシュを流し入れるだけで先程の工程を一度に済ますことが出来ます。
作る時間があまり取れない方や、初めてのトリュフ作りが不安という方にメチャメチャおすすめです!
②アレンジの自由度が高い!
クーゲルには「スイート」「ミルク」「ホワイト」と3種類の味があり、空洞にお好みのガナッシュや具材を入れることによって色んなアレンジを楽しむことが出来ます。
作る時の自由度が下がらないのもクーゲルの良いところです。
③有名チョコレート使用でとにかく美味しい!
クーゲルは、「ヴァローナ」や「カレボー」など製菓好き憧れの海外有名チョコレートメーカーのチョコレートを材料として作られていることが多いので、味もとても美味しいんですよ!
お好みのメーカーを探すのも楽しいです♪
④どんなに不器用でもまん丸に仕上がる
クーゲルが綺麗な球体をしているので、誰でもまん丸なトリュフチョコレートを作ることが出来ます。
自分の手でガナッシュを丸めてトリュフチョコレートを作ると、慣れるまではなかなか丸くするのは難しいのですが💦
クーゲルを使うと雑~に作ってもまん丸トリュフ!本当にすごい!(笑)
⑤手で触れる回数が少なくなるので衛生的!
トリュフチョコレート作りは手で触る工程が多いので、コロナ禍になってからというものの「手作りのものを贈ってもいいものか」と悩むことが多かったのですが…
クーゲルを使うと手で触る工程が少なくなるので、安心して人に食べてもらうことが出来るようになりました。
「クーゲル/トリュフボール」を使った、トリュフチョコレートの作り方♪
①お好みのガナッシュを作る
お好みのガナッシュを少量作ります。
参考までに少量のガナッシュの分量を書いておきますね↓
クーベルチュールチョコレート 40g
生クリーム35% 20g
お好みの洋酒 4~8g
②人肌以下まで冷ましたガナッシュをクーゲルに入れる
絞り袋を使ってクーゲルの中にガナッシュを注ぎます。
ガナッシュの温度が高すぎるとクーゲルが溶けてしまうので、必ず人肌以下に冷ましてからクーゲルに注いでください♪
③ガナッシュに蓋をする
テンパリングしたチョコレート、もしくはコーティングチョコレートを少量ガナッシュの上に流して蓋をします。
④お好みでトランぺをして完成♪
お好みでトランぺ(チョココーティング)をしたら完成です♪
仕上げにチョコペンで模様を書いたり…
ココアパウダーや粉糖でおめかしても可愛いですよ♪
こんな感じになりました!✨
どこから見てもまん丸ですヾ(´∀`*)ノ
まとめ
以上、これが私がおすすめする「クーゲル/トリュフボール」でした!
トリュフチョコレートを作る難易度がグンと下がるのに、味の自由度が高く、衛生的で、見た目も美しい!
ほんと良いこと尽くしな製菓材料です。
なにより、このご時世…
贈る方も、贈られる方も衛生的に安心して食べることが出来るのが一番の魅力だなと思っています。
皆さま、良いバレンタイン&チョコレートライフを~ヽ(=´▽`=)ノ♡
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